2018年の6月から申請受付が開始された新しい支援制度が、東京都の私立高校教育費支援制度です。
こちらは、就学支援金、授業料軽減助成金、奨学給付金の3つの支援制度に分かれており、それぞれ、私立高校になる学生の支援を目的として作られています。
就学支援金は学校に交付される支援金、授業料軽減助成金と奨学給付金は都内在住の保護者に支給される資金で、それぞれ世帯年収に合わせて給付金額が変わるのが特徴です。
保護者に給付されるタイプの支援金二種類に関しては、条件次第では都内私立高校授業料に一年間分に当たる金額が貰えますので、学費の負担を軽減しつつ高校に通えるでしょう。
私立高校に限らず、東京都認可の通信制高校など特定の高校も申請対象となりますので、自身が通いたい学校が指定高校となっているかどうか、東京都私学財団Webサイトなどで確認をすることが大切です。
学費負担を軽減し、ご家庭やお子さんへの負担を軽減出来る嬉しい制度ですが、こちらは必ず、申請期間内に申請をしないといけません。
学校によって申請可能期間が決められていますので、早めに確認をして、余裕を持って申請書を提出しましょう。
申請書は在学する学校から貰うか、東京都私学財団Webサイトからダウンロードして入手します。
また、世帯年収によって支給額は全く異なりますので、こちらも事前確認が必要です。
必ず年間相当額の金額が支給されるという事では無く、世帯年収が高ければ高いほど、支給額は当然低くなりますので、その点も頭に入れておきましょう。
生活保護世帯など特殊な事情を持つ世帯の場合は、奨学金給付も支給されますので、合わせて申請することが大切です。